猫を許容する文化 吉舎町は?

5月の連休に尾道に行ってきました。 とても良い天気に恵まれ気持ちの良い一日でした。
猫の小道付近で、とある休業中のCafeの庭先にじっと佇むネコちゃんがいて、あまりにじっとしているので気になりました。声をかけてみても柵の間から手を差し延べて目先で振ってみてもビクリともしません。このCafeのネコなのでしょうか。毛並みもよくふっくらして可愛いネコですが、どうも目が見えないみたいでした。それともご主人がいなくなって淋しくてショック状態なのかなあ―?と思たりして・・・。心をそこに残しながらも行き過ぎましたが・・・。
尾道という所は、このような猫でも生きていける土地柄なのでしょうね。地域としてネコを許容する文化が育っているのでしょう。
私の〝燮々庵”がある吉舎町でもよくネコを見かけますが、人が近寄っても逃げないネコはあまり居ないような気がします。吉舎町は猫好きな人も多いようなのでネコも多いのだと思いますが、地域全体としてネコを許容する文化は育っていないのでしょう。
世の中、近頃はネコ好きの若い人たちが多くて、尾道までわざわざ見に出かける人たちもいるようですね。
テレビでもいつぞや何処かの島の小さな漁港に多くのネコたちがいるのを取材してる番組をみたことがありますが、いつか吉舎町もそのように若者たちがわざわざネコに逢いにくるような大らかな町、ネコ町にならないものかと密かに期待しています。