猫のいとまごい

本当に悲しいというか、実に残念ななことですが、たむろしていた猫たちが全く姿を消したので、「ネコもいますよ」のページは閉鎖しました。

この春ごろは、以前からこの付近に住み着いていた利口なマミーと、昨年マミーから生まれた2匹のネコたちが、この付近のネコ住民であったところへ、更にマミーが3匹ぐらい子供を生んだようで、この先どうなるのかと気をもんでいたけども、夏前の頃、突然と云えるほどに全ていなくなりました。

どういうことでしょうか?

小さい子からだんだんいなくなって、マミーもいなくなり、縄張りを狙って出没していた数匹の外猫たちすらいなくなってしまった。

ところが、

不思議に思いながら2週間ぐらい過ぎたころだったか、突然マミーが現れた。今からひと月ぐらい前のことだったかと思う。

あまり部屋には上がってこない礼儀正しいネコだったけど、その日は、ひょいと庭から上がってきて、PCで遊んでいる僕の足にさかんに身体をこすりつけながらじゃれつくのだが、見ると、ひどく激瘦せしているので驚いたのだった。ついその前までよく太っていたはずだけど・・・・。

ひとしきりじゃれた後テーブルの下に寝そべっているのをみて、「そうだ!好物のウインナーでもあけようかな」と、台所に行き、もどってみると、もうその姿はなかった。

それが最後である。

どうもあれは、弱った体の最後の力を振り絞って「いとまごい」に来たに違いないと思う。

 

この辺りに猫の流行り病がまん延したのか。

想いいたくはないけれども、猫嫌いな誰かが、この辺り一帯に毒饅頭でもばら撒いたのかとも・・

神は地球を人のみに与えたわけではないはず・・と、やりきれない気持ちだ。

 

<猫たちの思い出画像>

 

マミー


 

2018年08月05日