奥家住宅は1978年に、入母屋造り茅葺の母屋が国重要文化財に指定されていましたが、2016年5月の土蔵と土地が国重要文化財に追加指定されました。
新しく指定を受けた土蔵は、母屋の背面に棟続きとなっている「内蔵形式」といわれる珍しいものらしいです。
母屋は1978年築で土蔵は1812年築と普請帳などから確認されているようです。


(筆者は2016年5月に訪れ写真に収めましたが、あいにくの雨でうまく全容を撮ることが出来ませんでしたので、再度訪れて屋内などの撮影もしてみたいと思っています)


<奥家住宅の軸組み模型>縮尺1:20
”吉舎町歴史民俗資料館”に展示してあります。
1994年に広島県立三次工業高校(現在の広島県立三次菁陵高校)建築科の生徒さんたちが製作し、寄贈したものと伺っています。